考え方の問題だった
こんばんは!
前回のオーディションの後はもうずっと毎日モヤモヤしていて、ホルンも吹けないし吹きたくもなければドイツ語も嫌だ、音楽だって大好きなわけじゃない。私は何がしたいんだろう?と半月以上悩んでました。
一昨日から今日にかけて、かなり頭がスッキリして、ホルンを吹く意欲が戻ってきたのでその過程を残しておこうと思って書きます。
(相変わらずドイツ語はヤダ笑、拒否反応はないけど笑)
今週の月曜日に引っ越して、ドイツで初めて日本人とのシェアで暮らしてます。あと2週間は大家さんも一緒に住んでますが。
実はこれ、精神的にかなり助かってて、日本語で気兼ねなく話せる人がすぐ近くにいるというのは私にとつて大事な事だったみたいです。
大家さんはベトナムの方だけど明るくて良い人で、彼女とはドイツ語で話すけどとても楽にコミュニケーショが取れます。
お互い外国人だし、間違いってたら恥ずかしいとか思わずに会話できて貴重な時間です。
前の家もすごく広い部屋だったし、交通の便もめちゃくちゃ良かったけれど、フラットメイトの子とスムーズなコミュニケーションが取れてなくて何となくいつもビクビクしてた気がする。あとは家賃が高かったのも精神的にキツかった。
新しいお部屋は前より狭いけど、それ以外は本当にありがたい環境!ドイツに来てこんなに朝までぐっすり寝てるの初めて!ってくらい静かだし。
あとはこの前ドイツにいるホルンの先輩と電話したのも大きかった。私が悩みをつらつらと話しても全部肯定してくれて、それは私は持っていない視点だったから、そういう見方もあるのか〜と。
基本その場ではなんでも納得しがちなので、聞いてると本当にそうな気がしてくるし、悩み忘れだすという笑
恐らく今までも色んな人が沢山褒めてくれてたんだけど、否定部分だけ受け取って褒め言葉を全然受け取ってこなかったから、この時のはめっちゃ有難かった。。😭💗
(本当にありがとうございます!)
その次の日に伴奏者の方のレッスンで、曲を吹いたのだけど微妙な顔されてて笑
何でかも分かってたし、原因も分かってたけどハッキリそういう感想を言われたらもう涙がポロポロ出てきて結局、またお話しタイム笑
この3週間レッスンで全然吹いてない笑
でもその時に、
・私は他の人ほど音楽が大好きなわけでもなければ、強い興味を持っているわけでもない。
・でもホルンの技術を学ぶ事は好き。
・上手くなりたいと思う。
・最近やっと、アンサンブルの楽しさが分かってきた。
・音楽が大好きじゃないのにやってる人はあまりいない、普通ではない。
・普通ではないけれど、それは悪いわけではない。
・音楽を理解していないとやっている意味がない、無駄、と無意識に考えていた(つまり私は音楽はやるべきではないと思ってた)
・何百回と同じ曲を引き続けてきた伴奏者の方でさえ、最近知った事が沢山ある。音楽を理解するなんてきっと一緒無理。
という事に気づいたし、教えてもらいました。
その結果、あぁ、出来ないことに悩む必要全くなかった、その気持ちとどう付き合って行くかを考えれば良いんだって結論に落ち着きました。
昨日も今日も練習してみてやっぱり吹けないものは吹けないけど、別にそれは悩みじゃなくて、解決できる問題で。冷静に出来ていない事柄、その原因、改善方法のみを考えようと思えるようになりました。
きっと、出来てないと否定される事で、それを自分自身を否定されている気分に自分で思っちゃってたのかなあと思います。
自己肯定感、上げるように頑張ってたのに、ずっとサボってたしなー。笑
あとは木管五重奏をやってるんですが、そのメンバーの子達がドイツ語ペラペラ出なくても使える言葉で躊躇なく発言してるのを見て、なんだ考え方変えるだけで良いんだって驚きました。笑
ずっとこんな表現しか出来ないの恥ずかしい、とかこんなドイツ語しか話せない私と話してくれて申し訳ないって思ってて、自分が苦しかったので。。笑
全部ぜーんぶ自分で自分を苦しめて悩んで嘆いてるだけでした笑
それから、今日練習してみて、一部すっごく上手く吹けるようになっている部分があって、自分でもビックリしました。
それは吹きたくない、吹けない、って嘆きながらほんとに少しずつだけ手をつけていた課題で、毎回ほんの少しずつピースがはまっていって、今も自分のものには全然出来てないけど、それでも進歩していた部分でした。
それから沢山休んでたからこその進歩でもある。
(いや、最低限毎日練習はしてたけども。)
休んでた自分、Good Job! という感じ!
自分はどこで何をしたいのかはまだハッキリ見つけられてないけど、とりあえずフラットな目で今の状態を見て何かまたコレってのを見つけられたらいいな。
それに多分、いや絶対またおんなじような事で悩む気がするけど、その時はまた新たな発見があると信じて。笑