人生のこと

 

 

 

こんにちは!

 


この前またオーディションがあったんですが、また上手くいかなかったです。

最近は調子が本当に良くて、出来る様になった事がたくさん増えたのですが、当日の口の調子はめちゃくちゃ悪くて、緊張もして普段しないようなミスを沢山してしまいました。

 


ただ良かったことももちろんあって、縮こまらずにオープンに吹けたし、音程も悪くなかった。音楽的にも良く吹けたと講評を頂けた。

この辺りは特に課題だった部分だから嬉しかった!

 

 

 

今回のオーディションには、リストを見たら7人も日本人が参加してました!(50人近くリストにはのっていたけれど、かなりの人数がキャンセルしたみたいだけど)

 


そこでは4人の日本人の方達と話して、終わった後は近くだったのでデュッセルドルフ日本食を食べに行きました😍✨ここでも日本人の方と知り合いました!

 

 

 

 

 

 

そしてこの日の帰りに思った事は、私はなぜドイツにいるんだろう、でした。

日本語で色々な人と話して母国語で話せるってこんなに楽なんだと感じて、ドイツに来て3年弱たって初めて日本に帰りたいと思った。(一時帰国という意味ではなく)

 

 

 

最近、簡単なカウンセリング的なものを受けて、これまで頑張ってきたんですね、と言われたときは全くそう感じなかったけれど、時間が経つにつれて「ああ、無意識に沢山我慢してドイツ語の中で生活してきたんだな」と気が付いた。

だって今まで私は全然平気で、ホームシックにもならないしここで生活出来る。みんな出来てるのに私はドイツ語が出来るようにならない、全部自分が悪くて、自分のせいなんだから泣き言言ったってしょうがない。って思ってたから。

もしくは最初にちょっと我慢してた状態が当たり前になってしまったか。

 

 

 

オーディションの次の日にはレッスンがあって、その次の日にもレッスンが2つありました。

 


オーディション後、最初のレッスンは1時間椅子に座って先生とお話ししました。

今の現状、これからやるべき事、練習方法、オーディションの準備の仕方、休息の取り方などなど。

ただ、この時の記憶があんまりないという。。笑

この日に限って録音するの忘れるし、最後にメモをさせて貰ったけど、ほんと最低限やることしか書いてないし。。なんか、最後の方は頑張って聞いてるのにかけてない感じだったな。

 


印象的だったのは、オーディションで日本語で話した時楽でびっくりしたと話した時、自分を休めるためには日本語で会話することだって凄く大事だ、と言われたこと。かなり救われた気持ちだった。

 


次の日の音出しで、昨日レッスンで教わったことをやってみたんだけど、本当にもうビックリするほど覚えてないし、上手く吹けない、、笑笑

オーディションの事ではそんなに落ち込んでいなかったけれど、もう吹けなさすぎて涙が出そうになったけれどこれから伴奏合わせなので何とか堪えて、吹ける気がしないと思いながらレッスンへ。

 


話し出して数秒で泣いた(笑)

そっから1時間泣きながらコレペティの方と話してスッキリした(笑)

 


その2時間後、今度は教授のレッスン。

ここでもこの3日間の事を話して、またお話タイム。

(今回は少しだけ!)

 

 

 

ここで話したのが自分の人生についての話。

10年後何をしているのが理想か。

何をしている時が1番楽しいのか。

そんな事を聞かれて、全く何も想像出来なかった。

 


ドイツでホルンを吹いて生きていく事を夢としていたけど、10年後ドイツのオケで吹いてる自分のイメージはあまり楽しそうじゃなくて、悲しかった。

 

 

 

先生からは、

・ホルンだけじゃなくて、プランBを考えておく事は全員に必要だという事。

・ドイツでオケに入ることは、ドイツでのコミュニティに入ってそこを自分のホームと感じなければならないこと(そうじゃないと疲れてしまう)

・どの国で生きるかはホルンは関係ないこと

・こうするべき、ではなく自分の感じることが最優先であること

・全て私が決めなければならないということ

こんなような事を教えて貰いました。

 

 

 

 


私、何のためにドイツに来たんだっけ?

オケに入りたかったけど、1番はもっと勉強したかったからだった。日本で上手いと言われても全然吹けないのにって思ってたし、でもどうすれば吹けるようになるのかも分からなかったから最低限は吹けるようになりたかったからドイツに来た。

 


私、日本でオケに入りたい?

もしかしたら、人生は日本で送りたいかもしれない。

でも今すぐに日本に帰りたいわけでもないし、今日本でオーディションに受かったとしても嬉しくない。

だってまだオケでの吹き方学べてないから。

 

 

 

今、やりたかった勉強が出来てる。

次にやりたい事はオケの中で勉強すること。

 


最終的に、現段階ではここに辿り着きました。

 

 

 

今までドイツのオケでホルンを吹くか、日本に帰ってホルン以外の仕事をするか、という両極端な選択肢のみの状態から、ちょっとだけ選択肢が広がりました。

 

 

 

後一つ。

大学生の時まで強く感じていた、私は上手くホルンが吹けないと誰からも必要とされないという感覚。

未だになぜこんな考えが出てきたのか分からないけど、これについて人に話すたびに涙が出てたからきっと本気でそう思っていて辛かったんだろうな。

 


と思ってたんだけど、

これ、今も引きずってるのかも。

 


ホルンを吹けない、ドイツで頑張れない私はもう価値がなくて、みんなにがっかりした目で見られて、自分が嫌いな自分になっちゃうって思ってたっぽい。

 


でもそうじゃん、別に私が楽しくて満足してて後悔がなければなんでもいいし、私なら何してたって幸せになれるわ。うん、自分を幸せにしてあげる事を頑張ろう。

 

 

 

今日はいつもに増してものすごくメチャクチャな文章になってしまいました。ごめんなさい🙇‍♀️

 


ではまた!